Rで学ぶ『完全独習 統計学入門』

本書はデータ分析勉強会で学んだ成果をまとめたものです。
Author

Sampo Suzuki, CC 4.0 BY-NC-SA

Published

October 15, 2022

はじめに

 本資料は『完全独習 統計学入門』小島寛之著(以降、テキスト)の内容をRで計算する方法を紹介しています1。テキストに記載されているデータの一部をCSVファイルに起こして利用していますが、データ自体の著作権は原著作者にあります。また、CSVファイルは著作権を侵害する意図で作成したものではありません。

  • 1 Rのインストール方法や基本文法などには触れません

  •  

    想定読者

     本書の想定読者は以下に該当する方です。

    • Rに関する基本的な知識を有している方
      • データフレーム型や因子型などの変数型の知識
      • 変数の代入・参照方法
      • tidyverseの基本的な知識(パイプ演算子など)
    • Rで統計量を求めてみたい方

     

    df_print()関数について

     本書のコードに出てくるdf_pirnt()関数はデータフレームを出力フォーマットごとに適切な形式で出力するために定義した関数です。RやCRANのパッケージで提供されている関数ではありません。ご自身の環境でコードを実行する際にはdf_print()関数とその直前のパイプ演算子(%>%)を削除してから実行してください。
     例)x %>% df_printとなっている場合は%>% df_print()を削除しxを実行してください。

     

    Tip: Index

     左側に章単位のインデックス、右側に現在表示中のページ内のインデックスが表示されます。インデックスはウィンドウサイズなどにより表示位置が変わったり、自動的に縮小表示されたりします。

    Tip: Code Block Operation

     コードブロックの上にある▼マークをクリックするとコードの表示・非表示を切り替えることができます。また、コードブロック中のパッケージ名や関数名にマウスオーバーした際に下線が表示されるものは、クリックをすると説明ページ(英語)にジャンプできます。  コードブロック右上にあるアイコンをクリックするとコードをクリップボードにコピーできます。