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 ソフトウェア開発において「データに基づく品質管理」が必要と言われるようになってから久しくなりますが、様々な理由でデータに基づく管理を実践している組織はまだまだ少数派ではないでしょうか?しかし、世の中の流れは「データドリブン」というキーワードに代表されるようにデータを使いこなせる組織が優位に立てる時代、数学が利益を生み出す数理資本主義の時代と言われています。
 
 『データ指向のソフトウェア品質マネジメント』 は、日本のソフトウェア品質管理におけるデータドリブン管理の必要性とデータドリブン管理に必要な知識を解説している数少ない書籍です。著者の一人である小池氏が主催している データ分析勉強会 では、メトリクス分析に興味をもつ有志がデータドリブン管理を実践するために様々な分析知識や手法を学んでいます。
 
 本書は実務でメトリクス分析を行うソフトウェア品質技術者をはじめとした R を学んでデータ分析をしたい方々を想定読者として R の基本的な知識を紹介しています。データ分析勉強会を通じて学んだ分析手法を実務で実践したい方の助けになれば幸いです。
 


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