3.1 基本的な演算(Basic Operations)
まずは最も基本となる演算を行ってみましょう。
3.1.1 算術演算の基本
算術演算の基本である加減乗除算の四則演算は他のプログラミング言語や OS に付属の電卓アプリなどと同じです。
3.1.2 代入演算の基本
変数に演算結果を代入するには代入演算子(<-)を用います。変数を使うための変数宣言は不要です。また、代入結果を確認(表示)するためには変数名だけを記述して実行します。
w <- 1 + 2
x <- 2 * 3
y <- 3 - 4
z <- 4 / 5
3.1.3 変数演算の基本
定数だけでなく変数同士、変数と定数の演算も可能です。ここでは変数同士および変数と定数の四則演算を行ってみます。
さらに変数同士の演習結果を変数に代入してみます。代入前後で変数の値を確認して変数がどのように変化するかのかを合わせて確認します。
w## [1] 3
x## [1] 6
w <- w + x
w## [1] 9
x## [1] 6
##### Variables ###############################################################このように R での変数の扱いは非常にシンプルですが、簡単に変数を上書きできてしまう点に留意してください。