3.6 検査・変換
R では変数内に複数のデータ型が混在している場合は前述のように強制型変換が行われますので、タイポなどがあると知らぬ間に意図しないデータ型になっていることがあります。作成した変数のデータ型を検査するために is. 関数群が用意されています。
| データ型 | 関数 | 備考 |
|---|---|---|
| 論理型 | is.logical |
|
| 整数型 | is.integer |
|
| 実数型 | is.double |
|
| 数値型 | is.numeric |
整数型または実数型の場合 TRUE |
| 複素数型 | is.complex |
|
| 文字型 | is.character |
同様に変数型を検査するための is. 関数軍も用意されています。
| 変数型 | 関数 | 備考 |
|---|---|---|
| ベクトル型 | is.vector |
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| 因子型 | is.factor or is.ordered |
|
| マトリクス型 | is.matrix |
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| アレイ型 | is.array |
|
| データフレーム型 | is.data.frame |
|
| リスト型 | is.list |
定数用の is. 関数群もあります。
| 定数 | 関数 | 備考 |
|---|---|---|
NULL |
id.null |
NULL値か否か |
NA |
is.na |
欠損値か否か |
NaN |
is.nan |
非数か否か |
inf |
is.infinit |
無現値か否か(有限値か否かを確認する is.finit 関数もあり) |